私的めもその2

Si-Rシリーズのポリシールーティング
まあ働いてる会社がF社系列の会社なので、扱うルータはSi-Rシリーズが多くなる訳で・・・
というわけで、Si-Rシリーズでのポリシールーティング
 
Si-Rシリーズはまあなんと言うか、他の社のルータと違い何かとややこしかったりします
インターフェースに関しても幾つも種類があったりで、なかなかの曲者
うまく使えば便利と言えば便利なんですけどね
 
と言う訳で、ポリシールーティングも論理インターフェースを作って使ってやるみたいです。

とりあえず物理LANポートが4つあるSi-R220Bの場合
◇インターフェースの設定
lan 0 mode auto
lan 0 ip address 192.168.1.254/24 3
lan 1 mode auto
lan 1 ip address 192.168.2.254/24 3
lan 2 mode auto
lan 2 ip address 192.168.3.254/24 3
とまずは物理インターフェースの設定
 
◇ポリシールーティング用のインターフェースを作成
普通にPPPoEでフレッツ等に接続する時に使用するremoteで作ってやる
remote 1 name Policy
remote 1 ap 0 name to_1
remote 1 ap 0 datalink type overlap
 
データリンクタイプでポリシールーティングを使用する場合は『overlap』を使用
この後にポリシーをガシガシ入れてやる
remote 1 ap 0 multiroute pattern 0 use any any 10.0.0.0/8 any any any
remote 1 ap 0 multiroute pattern 1 use any any 11.0.0.0/8 any any any
remote 1 ap 0 multiroute pattern 2 use any any 12.0.0.0/8 any any any
 :
 :
書き方としては、use/unuseでこのルールを使用するかしないか
あとは送信先、送信元のIPとかPortを指定してやる
上記3つの場合、『10.0.0.0/8』『11.0.0.0/8』『12.0.0.0/8』が送信先の場合はこのポリシーを使用するという感じですかね
 
あとは条件が真の時どう動作してやるかを入れてやる
remote 1 ap 0 overlap to lan 0
remote 1 ap 0 overlap nexthop 192.168.1.200
『to lan 0』でどのインターフェースを使用するか、次の『nexthop』で飛ばす先のIPを指定してやる
 
あとはまあこんな感じで、幾つもルールを作っていってやればOK
他にもセッションウォッチを入れて、この回線が使用可能のときのみとか、そんなルールも入れたりしてやってもOK
 
あと忘れちゃいけないのが、ポリシールーティング用の論理インターフェースをパケットが通るようにルーティングも切ってやる事を忘れない事
今回はめんどいのでデフォゲを切ってやるw
remote 1 ip route 0 default 1 0
 
とまあこんな感じですかね・・・
 
前回と同じで私的メモなのでツッコミどころ満載だろうけどね^^;